もう耐寒できない僕
今日ニューヨークに行く。プレジデント・ディーだから、三日連休。
この前母に教えてくれた、この週末にNYの天気はちょっと寒いだって。17度。残念ながら、17度といえば、カ氏温度だ。セ氏とすれば零下8度…寒そう!!
今朝パッキングをしたとき、セーターやジャケットを取り出して、用意した。選んだジャケットはシカゴにいたころよく使ったダウンジャケット。荷物に入れたくないので、きてまま車に入って、会社へ行った。暑くなるだろうと思ったけど、代わりにまだまだちょっと寒かった。温度計を見ると、11度(これはセ氏だね)。
あ~~もうだめだ…と思った。カリフォルニアに数年いたら、もう寒いことに耐えられなくなる。シカゴにいたころ、寒さは嫌いだったけど、そのときの「寒い」の定義は零下5度より寒いところ。でも今はもう15度以下なればもう「寒い寒い」と思う。
人は簡単に新しい環境に慣れるね。たまにいいことじゃないかもしれない。軟弱になっちゃう。
会社のキューブは窓の隣にある(窓際族かな…)。窓は西側に向かってるから、午後がとっても暑くなる。窓のほうのキューブの壁にホワイトボードがある。そしてこのキューブの前の住人はこのボードを消さず離れた(まぁ、首になった)。何ヶ月間(もう、一年以上たってるだろう)の暑さで、今はもうぜんぜん消せない。
クリーナーなどを使って、がんばって消してた。ちょっと時間がかかったから、そのとき、もう高校の時に話を思い出した。
あの時、はじめにグラハム数(Graham's Number)のことを習った。グラハム数ということは、数学の妙なところのひとつだと思う。定理は「n次元超立方体の2^n個の頂点のそれぞれをお互いに全て線で結ぶ。次に2色の色を用いて連結した線をいずれかの色に塗り分ける。このときnが充分大きければ、どんな塗り方をしても、同一平面上にある四点でそれらを結ぶ線が全て同一の色であるものが存在する。」という問題がある。そして、「nが充分大きければ」というところはグラハム数の源です。グラハム数はこの次元のリミットである。
まぁ、詳しいところを省略して(面白いけど、たぶん今度説明する)、話を続きます。
あの晩、Jeremyという人のホワイトボードを使って、彼とも一人の友達にグラハム数の説明をした。ちょっと複雑なコンセプトだから、汚い字でいろいろ書いて、やっと説明したと思った際に。
「マーカーが変なにおいをしている」とJeremyが言った
「へっ??」と僕。やつは僕の説明に注意を払ってないことにちょっと怒ってた。
「ボードマーカーを使ってるね、お前?」
「あっ?」と僕。
実は、あのころ、マーカーって、ボードマーカーと油性マーカーが違うということがわからなかった。
やはり、ずっと油性マーカーを使ってた。ホワイトボードはもうどうしても消せない(当たり前だろう)。
あのときから、そのボードに、もうグラハム数のえらさを永遠に記録された。
(友達に怒られたけどね)
この前母に教えてくれた、この週末にNYの天気はちょっと寒いだって。17度。残念ながら、17度といえば、カ氏温度だ。セ氏とすれば零下8度…寒そう!!
今朝パッキングをしたとき、セーターやジャケットを取り出して、用意した。選んだジャケットはシカゴにいたころよく使ったダウンジャケット。荷物に入れたくないので、きてまま車に入って、会社へ行った。暑くなるだろうと思ったけど、代わりにまだまだちょっと寒かった。温度計を見ると、11度(これはセ氏だね)。
あ~~もうだめだ…と思った。カリフォルニアに数年いたら、もう寒いことに耐えられなくなる。シカゴにいたころ、寒さは嫌いだったけど、そのときの「寒い」の定義は零下5度より寒いところ。でも今はもう15度以下なればもう「寒い寒い」と思う。
人は簡単に新しい環境に慣れるね。たまにいいことじゃないかもしれない。軟弱になっちゃう。
会社のキューブは窓の隣にある(窓際族かな…)。窓は西側に向かってるから、午後がとっても暑くなる。窓のほうのキューブの壁にホワイトボードがある。そしてこのキューブの前の住人はこのボードを消さず離れた(まぁ、首になった)。何ヶ月間(もう、一年以上たってるだろう)の暑さで、今はもうぜんぜん消せない。
クリーナーなどを使って、がんばって消してた。ちょっと時間がかかったから、そのとき、もう高校の時に話を思い出した。
あの時、はじめにグラハム数(Graham's Number)のことを習った。グラハム数ということは、数学の妙なところのひとつだと思う。定理は「n次元超立方体の2^n個の頂点のそれぞれをお互いに全て線で結ぶ。次に2色の色を用いて連結した線をいずれかの色に塗り分ける。このときnが充分大きければ、どんな塗り方をしても、同一平面上にある四点でそれらを結ぶ線が全て同一の色であるものが存在する。」という問題がある。そして、「nが充分大きければ」というところはグラハム数の源です。グラハム数はこの次元のリミットである。
まぁ、詳しいところを省略して(面白いけど、たぶん今度説明する)、話を続きます。
あの晩、Jeremyという人のホワイトボードを使って、彼とも一人の友達にグラハム数の説明をした。ちょっと複雑なコンセプトだから、汚い字でいろいろ書いて、やっと説明したと思った際に。
「マーカーが変なにおいをしている」とJeremyが言った
「へっ??」と僕。やつは僕の説明に注意を払ってないことにちょっと怒ってた。
「ボードマーカーを使ってるね、お前?」
「あっ?」と僕。
実は、あのころ、マーカーって、ボードマーカーと油性マーカーが違うということがわからなかった。
やはり、ずっと油性マーカーを使ってた。ホワイトボードはもうどうしても消せない(当たり前だろう)。
あのときから、そのボードに、もうグラハム数のえらさを永遠に記録された。
(友達に怒られたけどね)
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